
デザイン:嵯峨ふみか
2026年5月30日(土)-6月7日(日)
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
作 :オノマリコ(趣向)
演出:稲葉賀恵
監修:深海菊絵
主催:趣向
提携:KAAT神奈川芸術劇場

わたしはきっと、たとえこれから何を奪われたとしても、幸せだ
2016年に上演された『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』を、10年の時を経て、再演いたします。血縁だけで形づくられる「家族」や、異性愛を前提とした「恋愛」のあり方が揺らぎつつある現在。本作は、複数の人と「誠実な恋愛関係」を築くポリアモリーという関係性を手がかりに、人と人が対話を重ねながら複雑な関係を築いていく様を描きます。欲望や背景、価値観の違いを言葉にし、「わかり合えない」ことを前提に、時間をかけて共有していくこと。そのプロセスの中に、もしかするとこれからの社会の希望があるかもしれません。
今回は登場人物の性別設定を変えたA/B二つのバージョンを上演。同じ構造の物語の中で、関係性がどのように変化するのかを立ち上げます。演出は、昨年読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞した稲葉賀恵。趣向のオノマリコとは、『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』をはじめとする作品でタッグを組んできました。監修には、初演に続き『ポリアモリー 複数の愛を生きる』の著者・深海菊絵を迎えます。変化の大きい現代の中で、人と人の関係のかたちを見つめ直す作品です。
■ あらすじ
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高校で教師をしているエンジェルは、ムーンとタイガーという二人の恋人と関係を築いている。ムーンとタイガーもまた恋人同士で、三人は同じ家に暮らし、それぞれに愛し合いながら生活している。
ある日、その家にエンジェルの大学時代の友人アリスが訪ねてくる。学生の頃、エンジェルに恋をしていたアリスは、三人の暮らしぶりを目にして「宇宙人みたい」と強い拒否反応を示す。その言葉に傷つきながらも、エンジェルはムーン、タイガーとともに、三人で子どもを育てるという次の計画へと歩み出していく。
■ キャスト
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Aチーム
エンジェル:豊田エリー
ムーン :加藤啓
タイガー :上田遥
アリス :前原麻希
ガンダム :笹川幹太
Bチーム
エンジェル:豊田エリー
ムーン :笠木泉
タイガー :小川ゲン
アリス :阿岐之将一
ガンダム :笹川幹太
■ タイムテーブル
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5月30日(土) 14:00 A *◎
5月31日(日) 14:00 B *◎
6月01日(月) 14:00 A *※ |19:00 B *
6月02日(火) 休演日
6月03日(水) 14:00 B ★ |19:00 A ★
6月04日(木) 19:00 A
6月05日(金) 14:00 A |19:00 B
6月06日(土) 13:00 B ● |18:00 A
6月07日(日) 13:00 B ★
A …Aチーム
B …Bチーム
* 前半割引
◎ アフタートークあり
※ ゆったり鑑賞回
★ 日本語字幕ガイドあり
● 音声ガイドあり
受付開始:各回60分前、開場:各回30分前
上演時間:約2時間(途中休憩なし)
■ 会場
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KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
TEL. 045-633-6500(代表) FAX. 045-681-1691
http://www. kaat.jp
みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩5分、「元町・中華街駅」より徒歩8分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」より徒歩14分
JR根岸線「関内駅」「石川町駅」より徒歩14分
市営及び神奈川中央交通バス「芸術劇場・NHK前」下車すぐ
■ チケットについて
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《チケット料金[全席指定]》
一般前売:5,200円(*前半割引4,700円)
Under25:3,000円
Under18:1,000円
障がい :2,000円
一般当日:5,700円(*前半割引5,200円)
※U25チケットは公演当日25歳以下の方、U18チケットは公演当日18歳以下の方のための割引です。当日受付にて身分証をご提示ください。
※障がいチケットは、障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方とその介助者の方1名様にお求めいただけます。ご予約の上、当日受付にて手帳をご提示ください。
※未就学児入場不可。
《チケット取扱》
◯劇団取り扱いチケット(前売[事前精算])
※4/11(土)10:00 販売開始
◯チケットかながわ(前売[事前精算])
※5月上旬 販売開始予定
https://www.kaat.jp 0570-015-415
窓口: KAAT神奈川芸術劇場2階(10:00~18:00)
《鑑賞サポート》
■ゆったり鑑賞回
通常の客席を2/3にし、ゆったりと鑑賞いただけます。上演中休憩できるスペースを用意し、途中退場もしやすくします。
■日本語字幕ガイド
お手持ちのスマートフォンやタブレットを利用して、台詞や効果音の情報をご覧いただけます。
■音声ガイド
鑑賞を補助する音声ガイドをご利用いただけます。受信機の無料貸出には台数の制限があります。
■台本データの送付
ろう者・難聴者の方でご希望の方には、事前に台本をデータでお送りいたします。
鑑賞サポートの詳しい内容および詳細な申込方法については、チケット発売日までにお知らせいたします。
■ お問い合わせ先
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趣向 制作部 ticket.shukou@gmail.com
■ スタッフ
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舞台監督:藤田有紀彦、山田貴大
舞台美術:松岡泉
照明:岩城保
音響:星野大輔(KAAT神奈川芸術劇場)
衣裳:富永美夏
演出助手:大月リコ(yoowa)
音声ガイド:バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり
インティマシーディレクター:伊藤樹里
宣伝美術:嵯峨ふみか
WEB制作:阿波屋鮎美(ブラン・ニュー・トーン)
制作:加藤仲葉
広報:大橋さつき、大川翔子
票券・当日運営:丸山香織(アナログスイッチ)
アクセシビリティ:冨田有登里
撮影:佐藤茉優花、ロブ・モレノ(Media工房)、平井光子
主催:趣向
提携:KAAT神奈川芸術劇場
協力:吉本興業株式会社、スヌーヌー、エフ・エム・ジー、株式会社クリオネ、Sugar Sound、yoowa、ブラン・ニュー・トーン、アナログスイッチ、Media工房、劇作家女子会。
■ プロフィール
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趣向
2010 年、劇作家オノマリコのユニットとして発足。この世界にある小さな声を、言葉や歌にして、共振するように演劇を作る。2023年、俳優の大川翔子、前原麻希が加入し劇団化。2024年、「CoRich 舞台芸術まつり!2024 春」にて『べつのほしにいくまえに』がグランプリを受賞。2016年から、高校生との共同製作を行う“趣向ジュニア”の活動も行っている。

オノマリコ
劇作家。神奈川県出身、東京女子大学卒。色彩豊かなセリフで時空間を越える作風が特徴。近年の作品は『べつのほしにいくまえに』、『誰かひとり/回復する人間』(原作:ハン・ガン「回復する人間」脚本、)等。高校生やメンタル不調の人と共同創作を行うなど、「劇作家が世界でできること」を模索し活動している。

稲葉賀恵
演出家。文学座所属。日本大学藝術学部映画学科卒。2008年『十字軍』にて文学座初演出。主な演出作品に、『果てしない部屋』『Show me a code』『Downstate』『狂人なおもて往生をとぐ』musical『Once』『リンスリピート』『オレアナ』『リタの教育』『ブレイキング・ザ・コード』『幽霊はここにいる』『加担者』『墓場なき死者』など。2023年、『加担者』『幽霊はここにいる』の演出で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、『オレアナ』『リタの教育』『Downstate』の演出で第33回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。

深海菊絵
札幌生まれ、横浜育ち。文化人類学者。立教大学ほか兼任講師。研究のキーワードは、親密性、被傷性、ライフヒストリー。主な著書は『ポリアモリー 複数の愛を生きる』(平凡社新書)、「性愛:他者と向き合う」『文化人類学のエッセンス──世界をみる/変える』(春日直樹・竹沢尚一郎 編、有斐閣アルマ)など。

豊田エリー
マームとジプシー、イキウメ、劇団た組などの人気劇団や、シス・カンパニー主催作品などの舞台を中心に活躍。2024年には『ハリー・ポッターと呪いの子』でハーマイオニー・グレンジャー役を一年間演じた。近年の主な舞台出演作に、『誰かひとり/回復する人間』(西本由香演出)、演劇ユニット・ポウジュ『Downstate』(稲葉賀恵演出)、『近松心中物語』(堀越涼(あやめ十八番)演出)、『いつぞやは』『ザ・ウェルキン』『ぽに』(以上、加藤拓也演出)、『A la marge-外の道-』『天の敵』『外の道』(以上、前川知大演出)、『Light house』(藤田貴大演出)など。

加藤啓
1974年12月4日生まれ。愛知県出身。1994年劇団「拙者ムニエル」の旗揚げから全ての公演に出演。自身が企画を手がける演劇プロジェクト「加藤啓アワー」をはじめ、多くの作品で脚本・演出も担当するなど活動は多岐にわたる。主な出演作は、舞台『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、映画『ノームの夜~並行食堂~』、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』など

笠木泉(撮影:加藤孝)
劇作家・演出家・俳優/スヌーヌー主宰。⼤学在学中俳優として宮沢章夫主宰の遊園地再⽣事業団に参加。以後、ミクニヤナイハラプロジェクト、はえぎわ、岡⽥利規作品、シティボーイズミックスなど、様々な舞台作品に出演。2018年、⾃らが戯曲を書き演出するフィールド「スヌーヌー」をスタート。以降劇作家、演出家としての活動を続ける。2025年、戯曲「海まで100年」で第69回岸⽥國⼠戯曲賞を受賞。

上田遥
千葉県出⾝。2018年までハイバイに所属。退団後も鎌⽥順也作演出のほりぶんをはじめ様々な舞台に出演し、昨年は本⾕有希⼦作演出による一人芝居に挑戦。その他、劇団普通「病室」(⽯⿊⿇⾐作演出)、画餅「モーニング」(神⾕圭介とチーム画餅作演出)、「もはやしずか」(加藤拓也作演出)などに出演。4月期TBS「田鎖ブラザーズ」に出演予定。

小川ゲン(撮影:金子愛帆)
俳優。近年の主な出演作に、OrganWorks『Show me a code/ショウメイコウ』(26/平原慎太郎・稲葉賀恵演出)、『海と日傘』(25/桐山知也演出)、『ライカムで待っとく』(22・24/田中麻衣子演出)、『NO.9—不滅の旋律—』(15–24/白井晃演出)、二兎社『パートタイマー・秋子』(24/永井愛演出)など。

前原麻希
学生演劇を経て、蜷川幸雄氏の元で演出助手として活動後、2016 年より俳優活動を再開。野上絹代演出『カノン』杉原邦生演出『オレステスとピュラデス』、映像では瀬々敬久監督『菊とギロチン』などの出演の傍、高校の部活動指導員、精神疾患を抱えた一般参加者との演劇活動「OUTBACK アクターズスクール」など幅広く活動中。2023 年 4 月「趣向」に劇団員(期限付)として加入。

阿岐之将一
1989年広島県出身。新国立劇場演劇研修所10期生。2017年こまつ座『きらめく星座』でデビュー。主な出演作品に、舞台『コーカサスの白墨の輪』、『さよなら挽歌』、『位置について』、『黒い十人の女』、『エドモン〜シラノ・ド・ベルジュラックを書いた男〜』、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、映画『ミッシング』など。

笹川幹太
2005年生まれ。神奈川県出身。子役時代ロングランミュージカルや歌舞伎に出演したのち、高校は舞台芸術科で演出やコンテンポラリーダンスを学び、現在早稲田大学在学中。俊敏で浮遊感のある身体表現を軸に俳優の表現の幅を広げ続けている。近年の出演作にミュージカル「モイ・ミリー ~ユリウス・フチーク 最後の手紙~」など。
