オノマリコ

劇作家・代表。
12月22日生まれ。神奈川県藤沢市出身。東京女子大学文理学部哲学科卒。海の近くで育つ。演劇とは無縁の学生生活を過ごしたのち、詩の出版社に入社。その後退社。ぽつりぽつりと戯曲を書き始める。
瑞々しく色彩豊かなセリフ、言葉で時空間を飛び越えようとする作風を特徴とする。代表作は『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』、『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』など。近年は、高校生との作品創作や、エスノグラフィーの演劇化、メンタル不調の人たちとの演劇作り等「劇作家が世界でできること」を考えつつ活動している。「劇作家女子会。」メンバー。


略歴(趣向以外のもの)

2010

・「せりふの時代」55号に短編「キョウダイ」入選

2012

・日本劇作家協会「月いちリーディング」に選出
・『高校演劇サミット2012』村田女子高等学校「各駅」潤色

2013

・時間堂『テヘランでロリータを読む』上演(脚本提供)
・劇作家女子会×時間堂『劇作家女子会!』(メンバー・劇作)
・「長島確のつくりかた研究所」に研究員として参加
・王子小劇場「佐藤佐吉賞2013」優秀脚本賞受賞。

2014

・『高校演劇サミット2013』精華高等学校「ヘレニウム」潤色
・劇作家協会研修課松田正隆ゼミに参加。
・シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.7に選出。
・「劇作家大会2014城崎大会」にて、高校生によるリーディング『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』上演。

2015

・『高校演劇サミット2014』成蹊高等学校「井の頭八景」潤色
・浅見臣樹一人企画「とみこのむすこ」(脚本提供)
・精華高等学校演劇部「恋するヨウカイ」(脚本提供)
・マグカル・シアター in KAATに選出。

2016

・「長島確のつくりかた研究所」が閉まる。
・映画24区により『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』東京・山形公演。(脚本提供)
劇評執筆:地域の物語2016『生と性をめぐるささやかな冒険』<女性編>
・『劇作家女子会R!WORLD PREMIERE』(メンバー・劇作)
・埼玉県立芸術総合高校演劇部が『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』第62回全国高等学校演劇大会(広島大会)にて優秀賞を受賞。国立劇場「全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演」に選出され上演。(脚本提供)
・湘南パフォーミングアーツプロジェクト 旗揚げプレ公演 リーディング劇『泡 うたかた』(脚本提供)

2017

高校演劇サミット2016 精華高等学校演劇部『大阪、ミナミの高校生』(脚本提供+α)
・『野良女』(脚本)
・劇作家女子会。『人間の条件』(メンバー・劇作)
・『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補作に選出。
・「わたし、産みたい!」展(人生ゲーム、朗読劇で参加)
・テレビ朝日 年の瀬恋愛ドラマ(脚本)

2018

・福島県立相馬農業高等学校飯館校演劇部『-サテライト仮想劇-いつか、その日に、』(制作協力)
・精華高校演劇部・新座柳瀬高校演劇部合同東京公演『愛もない 青春もない 旅に出る』(精華高校と共同創作)
・岸田自由企画 だいちのこぶんとおやぶんvol.1『SQUEAK SQUEAK』(脚本)
・精華高等学校演劇部 HPF 2018参加作品『大阪、ミナミの高校生3』(共同創作)
・精華高等学校演劇部「高校演劇サミット2018」参加作品『大阪、ミナミの高校生3』(共同創作)