解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話

2011年5月21日(土)~23日(月)
KAAT 神奈川芸術劇場・大スタジオ

とある大学。毎年毎年、多くの女子学生が入学してくる。

ある学生は希望を持っている。これから始まる日々を心待ちにしている。
ある学生は失望している。いまここにいることに失望している。
彼女は思っている。「これから始まる日々は、ちがう」。

彼女たちに時間が流れる。
歴史を数学を哲学を文学を、学ぶ間に時間が流れる。

その時間、彼女たちが歩きまわった校舎のなかに体育館がある。
彼女たちのうちの何人かが体操をし、球技をした、やわらかな光のはいる体育館。

体育館は壊される。そう決まっている。
計画されている。

彼女たちのうちの何人かはそれを知っている。
何人かはそれを知らない。
ほんとうにわずかだが何人かは体育館に入ったこともない。

彼女たちのうちの一人はとてもとてもその場所が好きで、

彼女は何かをしようと考えて、考えて、考えて、いる。

・小劇場 レビューマガジン wonderland クロスレビュー
http://www.wonderlands.jp/archives/17936/


出演
黒澤世莉(時間堂)
出演者
窪田優
岩井晶子
上村正子(さいたまゴールドシアター)
菊池美里
熊川ふみ(範宙遊泳)
サキヒナタ
清水久美子
辻村優子
米沢絵美

 オノマ リコ
演出 黒澤世莉(時間堂)

スタッフ
ドラマトゥルク:小栗剛(キコ qui-co.)
照明:和田秀憲
音響:鶴岡泰三
舞台監督:桜井健太郎
宣伝美術:杉崎壮一(FRAN)原瑞穂
制作:浅見絵梨子
企画:
趣向企画班:オノマリコ 岩井晶子 佐々木啓成、米沢絵美